選ぶときに知っておくと役立つこと
栄養DR.マン
ざっくり言うと、コンビニで買えるのが「指定医薬部外品」、ドラッグストアの薬コーナーにあるのが「医薬品」だ。医薬品のほうが有効成分が多い傾向があるけど、その分お値段も上がるぞ。普段使いなら指定医薬部外品、ここぞという日は医薬品、くらいの使い分けでOKだ!
栄養ドリンクは法律上の分類によって、表示できる効果・効能や販売方法が異なります。大きく「医薬品」「指定医薬部外品」「清涼飲料水」の3つに分かれ、医薬品はさらにリスク区分で第2類・第3類に分かれます。
| 第2類医薬品 | 第3類医薬品 | 指定医薬部外品 | 清涼飲料水 | |
|---|---|---|---|---|
| 効果・効能の表示 | 具体的に表示可 | 具体的に表示可 | 限定的に表示可 | 表示不可 |
| 有効成分の濃度 | 高い | やや高い | 標準的 | 規定なし |
| 販売場所 | 薬局・薬店 | 薬局・薬店 | コンビニ・スーパーも可 | どこでも可 |
| 薬剤師・登録販売者 | 登録販売者以上が必要 | 登録販売者以上が必要 | 不要 | 不要 |
| 価格帯 | 300〜3,000円程度 | 200〜1,000円程度 | 100〜500円程度 | 100〜300円程度 |
| 代表的な商品 | ユンケルスター、ゼナジンジャー | ユンケル黄帝液、新グロンビターD | リポビタンD、チオビタドリンク | レッドブル、モンスター |
もともと医薬品だった製品のうち、比較的リスクが低いと判断されて「医薬部外品」に移行されたカテゴリです。2009年の薬事法改正(現・薬機法)で多くの栄養ドリンクがこの分類に移りました。
表示できる効果・効能
「滋養強壮」「虚弱体質の改善」「栄養補給」など、厚生労働省が認めた範囲に限って効果・効能を表示できます。ただし医薬品ほど踏み込んだ表現はできません。
買いやすさ
薬剤師や登録販売者がいなくても販売できるため、コンビニやスーパーでも購入可能です。栄養ドリンクの中で最も手軽に入手できる分類です。
主な有効成分
タウリン(500〜2000mg)、ビタミンB群、カフェイン(50mg前後)などが一般的な配合です。日常的な疲れを感じたときに手軽に飲める製品が多くなっています。
医薬品のうち、副作用のリスクが比較的低いものが第3類に分類されます。指定医薬部外品よりも有効成分の種類や濃度が多い傾向があります。
指定医薬部外品との違い
医薬品として承認されているため、より具体的な効果・効能を表示できます。たとえば特定のビタミン欠乏症に対する効能など、指定医薬部外品では表示できない内容も記載されています。
販売の条件
薬局・薬店・ドラッグストアなど、登録販売者または薬剤師がいる店舗での販売に限られます。ただし第2類と異なり、購入時の情報提供(説明)は法律上の義務ではなく「努力義務」です。
成分の特徴
タウリンに加え、生薬成分(ニンジン、ゴオウなど)やローヤルゼリーを配合した製品が多くなります。指定医薬部外品では使えない成分が配合できるため、成分の種類が豊富です。
医薬品のうち、副作用等により日常生活に支障をきたす程度の健康被害が生じるおそれがあるものが第2類に分類されます。栄養ドリンクの中では最も有効成分の濃度が高い製品群です。
第3類との違い
販売時に登録販売者または薬剤師による情報提供が「努力義務」として求められます。また、含まれる生薬成分の種類や濃度がさらに高く、反鼻(ハンピ)やジオウなど強い作用を持つ生薬が配合されることがあります。
価格帯と用途
1本あたり数百円〜3,000円を超える製品もあり、栄養ドリンクの中では高価格帯です。ユンケルスターやゼナジンジャーなど、ここぞというときに飲む製品が多い傾向にあります。
注意点
有効成分の濃度が高い分、用法・用量を守ることが大切です。服用前に添付文書をよく読み、持病がある方や他の薬を服用中の方は薬剤師に相談することが推奨されます。
日常的な栄養補給に
コンビニでも買える指定医薬部外品が手軽です。タウリンやビタミンB群を中心とした定番製品が揃っています。
もう少ししっかり成分を摂りたいとき
ドラッグストアで購入できる第3類医薬品が選択肢に入ります。生薬成分が加わり、成分のバリエーションが広がります。
ここぞという場面で
第2類医薬品は有効成分の濃度が高い製品が多いですが、その分価格も高めです。用法・用量を守って使うことが大切です。
※ 分類が上位だからといって一概に優れているわけではありません。配合成分・価格・飲む目的に合わせて選ぶことが大切です。
当サイトの価格は公式サイトやドラッグストアの参考価格です。実際の販売価格と異なる場合があるので、購入時は各販売店でご確認ください。